毎年6月に1日だけドイツ各地の駐屯地で行われて来た、日本の自衛隊における駐屯地祭的なイベント"Tag der Bundeswehr"(「連邦軍の日」。以下、TdBw) は、この度の新型コロナウイルスによるパンデミックにより今年は中止と当初言われていましたが、何とYouTubeで生配信されることになってました。
日取りは6月13日
場所は"Bundesweit"
「ドイツ中」となってますが、多分世界中で観れます。多分。
時間はドイツ時間1100時〜1230時
現在日本はドイツより7時間進んだ時差があるので留意ください。
以下、上記の連邦軍ホームページ内のTdBw20特設リンクの全訳になります。
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TdBw20:連邦軍デジタル体験
2020年6月13日 場所:ドイツ中 時間:1100〜1230時
今年は、色々なことが普段と異なりますが、それでもあなたは連邦軍を体験できます。
6月13日、"Wir sind da"(我々はそこにいる)のモットーの下、初のデジタルなTdBwに兵士たちが登場します。我々は多少振り返るつもりですが(訳注:過去映像の流用?)、しかしとりわけ前を向いていくつもりです。"Wir sind da"とは、安全保障と内外に対するプレゼンスの証なのです。陸海空軍の国内における支援活動とそれに同行するライブ映像から多くを知ることができるでしょう。
皆が見たいものが必ずあります。TdBwは伝統的に毎年約25万人の訪問者を歓迎してきました。連邦軍は15箇所の駐屯地の門を開く代わりに、今年はその能力をネット上でお見せします。YouTubeのチャンネル Bundeswehr Exclusive(訳注:下にリンク有り)は、6月13日1100時〜1230時のライブ放送で様々な展示、報告、インタビューを提供します。
Tag der Bundeswehr 2019: Ein Rückblick TdBw19:回想
今年も陸海空軍の体験を
もし、あなたがかつて海軍艦艇の就役を体験したいと思っていたなら、今回のデジタルTdBwへの参加は正解でしょう。連邦海軍は、どのように新フリゲート「ノルトライン・ヴェストファーレン」が就役したかを見せてくれます。参加者の方々はミュルヴィク海軍学校の操艦シュミレータでの面白いデジタル見学にも期待してください。
連邦陸軍は、装甲車両レオパルトとマーダーを引き連れて来ます。また、参加者の方々は活動中のティーガー戦闘ヘリの体験もできます。
ドイツの領空がどう守られているのかもっと知りたい!という方は、連邦空軍のライブ接続で期待していたものが見られます。
連邦軍は現場で支援活動中
2つの海外派兵のライブ接続の他に、連邦国防大臣アンネグレート・クランプ=カレンバオアー Annegret Kramp-Karrenbauerのライブインタビューも放送を豊かなものにします。もちろん、連邦軍の支援活動がプログラムの中で割りを食うこともありません。スタジオからのライブでは、連邦軍の医務総監である軍医中将ウルリッヒ・バオムゲアトナー Ulrich Baumgärtnerが、連邦軍はコロナパンデミックの中で医学的にどのように
対応しているのか説明します。戦力基盤軍の総監、中将マーティン・シェルライス Martin Schelleisはドイツ内で菅長官の相互援助が具体的にどのように機能しているのか、また兵士たちがとこで支援を行なっているのかを述べます。
今回はデジタルではありますが、過去のTdBwと全く同じように。多彩で、面白く、かつ情報満載です。
ーーー訳ここまでーーー
こちらが訳で触れたYouTubeチャンネルBundeswehr Exclusiveになります。
記事内の一番下のリンクでは連邦軍のYouTubeチャンネルが貼られていますが、おそらくこっちでいいハズ…
去年までのTdBwは、1年で6月中の1日だけドイツ内の16の駐屯地や基地で開催されており、開催地ごとに特色ある展示をしているのですが、どの開催地同士もかなり離れている上に1日中やっているので、全部の展示を見ようと思ったらリアルに16年かかるものなので、今回のYouTube配信は正直かなりありがたいものだと思います。
なので、連邦軍が気になる人はマストウォッチ!!!
ちなみに、僕は去年のTdBwではマインツから最寄りのコプレンツを訪問しました。
多分、TdBwの展示の中では一番規模がしょぼいです
写真も撮りましたが、架橋戦車のデモンストレーションは最前列で動画撮ったので観てくれよな!